このページはPrometheus公式ドキュメント和訳+αの一部です。
設定
Prometheusは、コマンドラインフラグと設定ファイルを通して設定される。 コマンドラインフラグは、不変のシステムパラメーター(ストレージの場所、ディスクやメモリに保持するデータ量など)を設定し、設定ファイルは、どのルールファイルを読み込むかに加えて、スクレイピングのジョブとインスタンスに関する全てを定義する。
利用可能な全てのコマンドラインフラグを見るには、./prometheus -hを実行する。
Prometheusは、実行時に設定を読み込み直すことが出来る。
もし、新しい設定が正しい形式でなければ、変更は適用されない。
設定を読み込み直させるには、PrometheusプロセスにSIGHUPを送るか、(--web.enable-lifecycleフラグが有効な場合)エンドポイント/-/reloadにHTTP POSTリクエストを送る。
設定ファイル
どの設定ファイルを読み込むか指定するには、フラグ--config.fileを使う。
設定ファイルは、以下に記すスキームで定義されたYAML形式で書かれる。 ブラケットは、パラメーターがオプションであることを表す。 リストでないパラメーターは、指定されたデフォルト値にセットされる。
一般的なプレースホルダーは以下の通り。
<boolean>: 値としてtrueまたはfalseを取ることが出来るブーリアン<duration>: 正規表現[0-9]+(ms|[smhdwy])にマッチする時間幅<labelname>: 正規表現[a-zA-Z_][a-zA-Z0-9_]*にマッチする文字列<labelvalue>: Unicodeの文字列<filename>: ワーキングディレクトリ内のパス<host>: ホスト名またはIP、オプションでポート番号から成る文字列<path>: URLパス<scheme>: 値としてhttpまたはhttpsを取ることが出来る文字列<string>: 文字列<secret>: パスワードのような秘密の文字列<tmpl_string>: 利用前にテンプレートで展開される文字列
そのほかのプレースホルダーは、個別に定義される。
ここでサンプルファイルを見ることが出来る。
グローバルな設定は、他の全ての部分で有効なパラメーターを指定する。 これらは、他の部分での設定のデフォルト値にもなる。
global:
# デフォルトでターゲットをスクレイプする頻度
[ scrape_interval: <duration> | default = 1m ]
# スクレイプのリクエストがタイムアウトするまでの時間
[ scrape_timeout: <duration> | default = 10s ]
# ルールを評価する頻度
[ evaluation_interval: <duration> | default = 1m ]
# 外部システム(federation、remote storage、Alertmanager)と通信するときに
# 全ての時系列やアラートに追加するラベル
external_labels:
[ <labelname>: <labelvalue> ... ]
# ルールファイルはグロブのリストを指定する。
# マッチした全てのファイルからルールとアラートが読み込まれる
rule_files:
[ - <filepath_glob> ... ]
# スクレイプの設定のリスト
scrape_configs:
[ - <scrape_config> ... ]
# alertingはAlertmanagerに関する設定をする
alerting:
alert_relabel_configs:
[ - <relabel_config> ... ]
alertmanagers:
[ - <alertmanager_config> ... ]
# remote write機能に関する設定
remote_write:
[ - <remote_write> ... ]
# remote read機能に関する設定
remote_read:
[ - <remote_read> ... ]
- <scrape_config>
- <tls_config>
- <azure_sd_config>
- <consul_sd_config>
- <dns_sd_config>
- <ec2_sd_config>
- <openstack_sd_config>
- <file_sd_config>
- <gce_sd_config>
- <kubernetes_sd_config>
- <marathon_sd_config>
- <nerve_sd_config>
- <serverset_sd_config>
- <triton_sd_config>
- <static_config>
- <relabel_config>
- <alertmanager_config>
- <remote_write>
- <remote_read>
参考リンク
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